NEW 2025.03.31
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あなたの全身持久力は?セルフチェックのススメ

あなたの全身持久力は?セルフチェックのススメ

体力にはさまざまな要素があり、その中でも全身持久力は健康にとって重要な要素となっています。その指標として、最大酸素摂取量があり、性・年代別に基準値でメッツが用いられます。正確な数値は、専門的な機関で測定が必要ですが、簡単に推定する方法もあります。今回は、そのセルフチェック方法もご紹介します。

 体力といえば、筋力、瞬発力、柔軟性、敏捷性、全身持久力などさまざまな要素があります。その中でも全身持久力は特に健康との関係性が深い要素です。全身持久力の指標として最大酸素摂取量があります。健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023(厚生労働省)では、性・年代別に最大酸素摂取量の基準値(単位:メッツ)が示されています。この基準値で用いられているメッツとは、安静座位時を「1」とし、その何倍のエネルギーを消費するかという指標です。例えば最大酸素摂取量が10メッツの人は、じっと座っている状態で消費するエネルギーの10倍の身体活動・運動が可能であることを意味しています。

 では、最大酸素摂取量はどのように測定できるのでしょうか。この数値を正確に知るためには、専門的な技術を有する大学の研究機関や医療機関などで測定するしかありません。また、あまり運動習慣のない方が最大まで運動を行うと危険な場合もあります。そこで簡易で安全に評価する方法として、最大の6割程度までの強度と脈拍数の関係から推定する方法が用いられています。福岡県立スポーツ科学情報センター(アクシオン福岡)や「運動健康増進施設*」に認定されたフィットネスクラブなどで実施することができます。

*厚生労働省により認定されたフィットネスクラブには運動指導を行う者(例えば健康運動指導士など)が常時配置されています。

 また、ご自分でセルフチェックすることも可能です。「きつい運動は続かない、効果が実感できるニコニコペース®の運動」(リンク作成)でご紹介した、主観的運動強度(ボルグのスケール)を使用します。このスケールの「20」を最大(100%)とした場合、「13」のややきつい程度の運動が50%強度に相当します。安全性を考慮し、ややきつい(きつくもなく楽でもない)と感じる運動(50%強度)を実施していただき、その運動強度でご自身の最大値を推定しようとするものです。

例えば、分速67メートルのウォーキング(メッツ値:3.0)を3分間行ってみてください。その時の主観的運動強度が「13」であれば、あなたの最大値は6.0メッツと推定できます。楽に実施できれば、最大値は6.0以上になり、逆にきつすぎて実施できなければ最大値は6.0を下回ることになります。

 では、3分間のウォーキングであなたの持久力をチェックしてみましょう。無理をしないで行ってみてください。

最後に、セルフチェック方法を記載いたしますので、ぜひ参考になさってください。

【セルフチェック方法】
・市民体育館やフィットネスジムなどのトレッドミルを活用して測る方法
表2に示す年代別性別の時速あるいは分速を設定して3分間、無理なく運動ができたか?

     楽にできた          → 持久力の基準値を満たしている
     ややきついができた      → 持久力の基準値と同等
     きついがなんとかできた    → 持久力の基準値にあと一歩

・100メートルの距離がわかる公園などで測る方法
ややきつい(きつくもなく楽でもない)ペースで3分間のウォーキングをしてください。100メートルに要する時間を測り、かかった時間で評価します。

     年代別性別の秒数より短かった → 持久力の基準値を満たしている
     年代別性別の秒数と同じだった → 持久力の基準値と同等
     年代別性別の秒数より長かった → 持久力の基準値にあと一歩

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